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・銀歯で見た目が気になる方 ・詰め物等の材料の劣化で気になっている方 ・自然な白い歯にしたい方 ・ホワイトニング(歯の漂白)を希望の方
最近では健康で美しい口元で、自分自身に自信が持て、笑顔を手に入れたいという、審美的(自然な美しさ)要求が増えています。 これら要求は一般歯科(健康保険治療の範囲)では保険の制約があって、出来ない事がある治療もあります。 材質はセラミックなどで補って、歯の自然な色に近づけます。金属アレルギーの方は、全く金属を使用せず治療を行えるので、安心して治療出来ます。
自然で綺麗な口元に興味をお持ちの方、個々によって内容が変わる事がありますので、
お気軽にご相談してください。
ホワイトニングについて
一般的に歯科医院で行う歯面清掃は、歯垢・歯石・着色物を除去をして本来の歯表面を露出させることで、一方、ホワイトニングは歯そのものの色を明るくすることです。歯の表面を削ったり、溶かしたりするのではなく、ホワイトニングの薬用成分が着色物を分解することで、自分の歯本来の色調を出すことが出来ます。
ホワイトニングの処置にはオフィスホワイトニング、ホームホワイトニングの2種類があります。
ホームホワイトニング
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マウスピースを作製して、自宅にてご自身でマウスピースにホワイトニングジェル(低濃度の過酸化尿素)を入れて、口腔内に装着して行います。
低濃度薬剤を用い1日2時間、歯に作用させ、数日間かけて行うものです。
好きな時間にじっくりホワイトニングしたい方に適しています。
知覚過敏のような症状を発生する可能性があります。 片顎2万円、上下3万円
オフィスホワイトニング
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診療室内にて行う処置で、高濃度ホワイトニング剤にて歯表面に作用させ、その日のうちに歯の色調を明るくするもの。
時間かけずに即効的にホワイトニング効果を得たい方に適しています。
知覚過敏のような症状を発生する可能性があります。 片顎2万、上下3万円
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングに併用
- 歯の白さを長期維持したい場合に行われる処置で、オフィスホワイトニングを行い、24~48時間経過した後に、ホームホワイトニングをスタートさせることで、色調を維持することできます。
ホワイトニングのよくある質問
- ホワイトニングが出来ない場合はありますか?
- 虫歯のある方、知覚過敏のある方、歯周病の症状がある方は、すぐにホワイトニングを行うことが出来ません。ホワイトニングを行う前に歯科治療を受診してください。
- ホワイトニング中の飲食についてはどうなのでしょうか?
- ホームホワイトニングを行っている期間は、色の濃い食べ物(カレー、ビーフシチュー、赤ワイン)を摂取すると、ホワイトニング効果を得られにくくなりますので、控えた方がよいです。オフィスホワイトニング後、24時間は色がつきやすいので注意が必要です。
- 妊娠中・授乳中の場合はホワイトニングが出来ますか?
- 安全性が確認されていないため、出来ません。授乳期が終了したら行ってください。
- 子供にもホワイトニングをさせたいが、可能でしょうか?
- 20歳未満の方への安全性が確認されていないため、ホワイトニングをすることは禁止されています。
- 就寝中にホワイトニングは出来ますか?
- 誤飲・誤嚥の可能性があるので、就寝時にホワイトニングはしないでください。
- 歯の詰め物や被せ物は白くなりますか?
- 詰め物の色・被せ物はホワイトニング材は反応しません。ホワイトニング終了してから歯が白くなってから歯の色に合わせて、詰め替えることになります。 金属は酸化により黒くなることがあります。ホームホワイトニングの際には、金属の被せ物がある部位に、薬剤を接触させないようにしてください。
差し歯の種類
メタルボンドクラウン
金属フレームの上にセラミック(陶材)を焼き付けています。金属が使用されているのでオールセラミックより強度が高い特徴があります。
差し歯:12万円/1本
メリット
- 内側が金属のため強度に優れ、どこの歯にも使用できる
- 差し歯の仮着が出来て、使用感の予後を見ることが出来る
デメリット
- 金属が使われているため透明感は劣る
- 金属が使われているため歯ぐきが薄いと透けて歯肉色が暗くなる可能性がある
e-max
主成分にニケイ酸リチウムガラスセラミックが使われた材料です。
柔らかすぎず硬すぎないという、優れた特徴を持っています。対合歯に強い力が加わっても、自分の歯を痛めることが少ないので、歯の摩耗をさせにくい材料です。
部分被覆冠:4.5~5.5万円/1本
メリット
- 天然歯のような透明感と色
- 高い耐久性
- ジルコニアよりも安価
デメリット
- ジルコニアよりも審美性に劣る
- 経年で変色することがある
- 歯牙内部の金属や変色部が透けてしまうことがある
オールセラミッククラウン
差し歯全体がセラミックで作られているものを指します。生体親和性が高く、金属を使わず、天然歯に近い色味と質感を表現できます。
内部にジルコニアまたは、e-max(ニケイ酸リチウムガラスセラミック)を用い、表面にセラミック(陶材)を用いたもの。全てセラミック素材で作製しているもの。
差し歯:14~16万円/1本
メリット
- 金属を使わないため金属アレルギーの方にも使用できる
- 天然歯のような透明感と色を再現できる
- 薄い歯肉の部位でも自然な歯肉色調に出来る
デメリット
- 比較的、歯を削る部分が多い
- 歯の表面はセラミック(陶材)であるため強度が低く、表面一部が欠けることもある
フルジルコニアクラウン
表面も内側も両方に人工ダイヤモンドのジルコニアが使われているので、さらに強度が高くなります。
フルジルコニア:16万円/1本
メリット
- 強度があるので奥歯の治療に向いている
- 破折しにくい
- 奥歯のインプラントの上部構造に向いている
デメリット
- 素材がとても硬いので、かみ合う天然歯が摩耗する可能性がある